page.2

[⇐page.1]

区切りがいいのでページを改める。
2ページ目はパイプダンジョンから。物語は中盤に入っていく。










[#06] 12/14

次のパイプダンジョンは、通過するとヨースター島に行ける。
飛ばしてもかまわないが、行ってみよう。

出現モンスターは、主にバブルとパックンフラワーだ。
どちらも魔防が高く、物防が低い。
スペシャル技は当てにせず、武器で戦おう。コマンドを決めれば一発で100ダメージほど行ける。

パックンフラワーはHPが高く、5体も出てこられると非常に面倒。
相手にせず逃げる方がよさそうなくらいだ。

SMRPG-041

たまに迷彩服を着たアーミーヘイホーが現れるが、すぐ逃げる。
素早さが43あり、こちらが先制できなかった場合は必ず初手で逃げる敵だ。
現時点では無理だが、後に素早さを上げる装備を揃えたら挑んでみたい。

ここでの戦闘の感想は、アクションコマンドが安定しない。
どうも外す確率が高い気がする。
具体的には、シンバルのコマンドが合わない。
「なにかんがえてるの」もミス率が高い。SFC版より少し遅めにすると合う。


ダンジョン内には、「クリボーたたき」ミニゲームもある。
土管から出てくるクリボーを、ジャンプで叩こう。
クリボーは1点、トゲへいは-1点、金のクリボーを叩けば3点だ。

SMRPG-042

このミニゲームも、SFC版からの変更点がいくつかある。
まず、制限時間が10秒増えて40秒になった。
もうひとつはクリアすると次の目標点が「ハイスコア+2点」だったのが、「今回の目標点+2点」に変更された。
そのため、次に備えてわざと目標点ちょうどを狙う必要がなくなった。

景品は1回目はフラワーカプセル、2回目からはカエルコイン。
SFC版では2回目がフラワーセットだったが、これが4回目(26点)に変更された。


パイプダンジョンを抜けると、ヨースター島
ヨッシーがたくさん住む島だ。

SMRPG-043

元気よく「ヨッシー!」と返事する。
今回はボイスも3種類に増えた。

この島では、ヨッシー達による競走が流行中。
クッキーを賭けてさらに盛り上がる。
ところが、王座に君臨するワッシーが1対1でしか勝負しないという。
マリオの相棒の緑ヨッシーとともに、勝ちに行こう。

このヨッシーレースでは、AとBを交互に押して走る。
本番の前に練習ができる他、Switch版では画面の右下にボタンのガイドが表示されるようになった。

ところが……全然タイミングが合わない。

SMRPG-044

失礼な、やる気はありますよ。

あまりにも合わなさ過ぎて、やる前から負けている状態だ。
とても勝てそうにない。このミニゲームはパスする。

2:15
マリオ:Lv5 マロ:Lv5 ジーノ:Lv6



[#07] 12/15

ヨースター島への寄り道を終えたら、ドゥカティに進もう。

モグラ族の住む町だが、鉱山で落盤事故が起きて子供が取り残されたらしい。
もちろん救助に行く。


SFC版当時、このダンジョンを友達が挑むのを見た。
が、彼はここで防具を買って行かなかった。
ジーノがマグメットから12ダメージを受けていたのを覚えている。
HP45では決して軽くない数値だ。無茶しやがって(AA略

SMRPG-045

今回の解説は、ラッキーフラワーについて。
モンスターを通常攻撃で倒すと、たまにフラワーが出てきて
以下の5種類のうち、いずれかの効果を得られる。
どれが出るかはモンスターごとに決まっている。

「HP MAX!」……HPが全回復する
「ATTACK UP!」……与ダメージが1.5倍
「DEFENCE UP!」……被ダメージが半減
「ONCE AGAIN!」……もう一度行動できる
「LUCKY!」……戦闘後にボーナスゲームが発生

LUCKY以外はすぐに効果が出て、戦闘が有利になるものばかり。
対象はフラワーを得たキャラのみ。

SMRPG-046

LUCKYを得ると、経験値かコインのいずれかが2倍になるボーナスゲームに挑戦できる。
この3つのタマゴをシャッフルし、ヨッシーを当てる。
当たりは2倍、外れたらゼロ、そしてドローを引いた場合はそのままだ。


炭鉱を進むと、変なところにトランポリンがある。
あやしいが、これに乗らないと話が進まない。

SMRPG-047

Blackも含め、SFC版経験者はこう思うだろう。
「先に進むためのプチボムをお前から頂くために、わざと引っかかったんだよ」と。

こちらから奪えるアイテムはそれだけでなく、隠れている手下を倒すとフラワーカプセルがもらえる。
さらにクロコ本人も50コインとフラワーギフトをくれる。
遠慮なくもらっておこう。

2度目となるクロコとの直接対決では、HPをHPを半分ほど削るとアイテムを盗まれる
こうなると、回復手段はマロの「かいふくシャワー」のみ。
余計なFPは使わず、回復のために温存しよう。
それでなくても今回のクロコは魔防が高いため、攻撃にFPを使うのは悪手だ。


プチボムを手に入れると、炭鉱の奥に進める。
ここからは出現モンスターも少し変わる。

SMRPG-048

規則正しく歩くボムへいの集団は、一度見れば忘れないだろう。


炭鉱でのボス戦はもう1回。爆弾職人のペパットが登場する。
スターピースが絡むボス戦となるが、彼はカジオー軍団とは関係ない。
マリオを倒せば有名になれると、上京してきたらしい。

SMRPG-049

攻撃する他に、プチボム4体、ボムへい4体、ビッグボム3体のいずれかを呼ぶ。
ペパットのHPが残り少ないほど、上級のボムが出る仕掛けだ。
倒しても補充されるため、無視してペパットに攻撃を集中しよう。

特にビッグボムになると攻撃力が70もあり、爆発をボタンガードし損ねると35ほどのダメージを受ける。
ペパット本人も攻撃力60、さらに「すなあらし」で全員を恐怖状態にする。
これで攻撃を防げなければ、被ダメージは40~50。十分すぎるほど危険だ。


どうやら、彼には奥の手よりもさらに上の「切り札」があるらしいが……

SMRPG-050

決してこけおどし等ではなかった。
大爆発に巻き込まれ散々な目にあったが、3個目のスターピースを入手。


帰り道はトロッコで。ミニゲームになっている。
このイベントをクリアした後は、町でコインを払うか、自力で炭鉱の最深部に行くかでプレイできる。

SMRPG-051

最後は思い切り登って、ジェットコースターのように下る。
これSFC版には無かったような気がする。

ドゥカティの子供達を連れて帰り、任務完了。


宿屋の主人に話しかけると、キノコフスキーが来たという。
この話を聞いた後、ケロケロ湖に行くと音楽イベントの続きが可能。
今回のヒントは、炭鉱モグラ達の歌「ドゥカティ・ブルース」。

SMRPG-052

頭文字に注目しよう。それが答えだ。

2:45
マリオ:Lv6 マロ:Lv6 ジーノ:Lv7



[#08] 12/16

次の目的地はブッキータワー。途中でイガ谷を通る。
毎度おなじみジュゲムが登場。高い魔攻からの「でんげき」「ほうでんげんしょう」を使う強敵だ。
また、植物のいくつかはソソクサというモンスターだ。安易に触れないように。

イガ谷は2マップしかなく、ノーバトルで進める。
フラワーも2個あるので頂いていこう。

SMRPG-053

Switch版の新要素登場。
「なにかんがえてるの」で調査できるモンスターデータを、戦わずして入手できる。
料金は1回でカエルコイン3枚。

初回サービスとして、ノコへい、ハンマーブロス、クッパ、シャンデリワンのデータを無料で記入してくれる。
この4種はマロと会う前しか戦う機会がなく、「なにかんがえてるの」を使えない。
SFC版の時点でも台詞は設定されていたようで、攻略本(ファミ通)に前者2種は掲載されている。

この写真で穴の中にいるイガへいは、スイッチひとつで戦闘を回避できるばかりか
1体につき10コイン、合計で40コインが何もせずに入ってくる。


さて、ブッキータワーだ。
キノコワールドを半周したところに、この高い塔がある。
イベントの長さと内容も含め、前半最大の山場にふさわしい。
ギャグ満載であまり感じないだろうけど。

入口にいるのは、見ての通り涙ちょちょ切れ状態のクッパ。
15人もいたはずの部下達は1人もいない。
カジオー軍団との戦いに、みんな逃げてしまったようだ。

SMRPG-054

SMRPG-055

SMRPG-056

そして、クッパ城から飛ばされたピーチはここに着地していた。
ならばやることはひとつ、上る。
扉が開かないが、クッパがタックルで壊してくれる。
直前のマロとジーノの台詞は、SFC版には無かった。

マリオ達がクッパ軍団に入るという名目で、クッパが仲間に加わる。

SMRPG-057

入口に注目。しっかりタイミングを合わせて、ブッキーが現れる。


今作では、バトルメンバーは3人まで。
4人になった今をもって、入れ替えが解禁される。
リザーブも経験値を100%得られる親切設計だ。

SMRPG-058

これはSFC版から変わらない。

個々の能力はもちろん、コマンドチェインによるボーナス、3人技など
編成について考えることはSFC版よりも増えている。

さらに、Switch版では戦闘中も入れ替え可能になった。
順番が回ってきたキャラを、リザーブと交代できる。
交代で出た仲間はそのまま行動可能なため、ジーノの素早さで先制してマロに「なにかんがえてるの」を使わせる芸当も可能。
状態異常にかかっていても引っ込めることができ、緊急時に役立つ。
ただし、一度リザーブに下げたキャラは次のターンになるまで再交代できない。

これを活用すれば、戦術の幅は大きく広がりそうだ。
今後いろいろ使い方を考えてみよう。楽しみ・w・b


長くなったが、ブッキータワーに入ろう。
ひたすらネタ満載の塔を、存分に楽しむとするか。

SMRPG-059

SMRPG-060

1階はエントランスになっており、ブッキーの手下のブッカー1号が受付をしている。
部屋の隅にはムーチョが2体いて、何やら話をしている様子だ。
早速「なにかんがえてるの」を使う。どういう意味なのか、気になって昔から夜も眠れない。

そして、片方を倒すと……

SMRPG-061

もう1体は走り去ってガクブルする。許してムーチョ!


2マップほど進むと、機関車に乗りブッキーが登場。彼がこの塔の主だ。
エントランスには先祖達の肖像画が飾られており、当代のブッキーは7代目らしい。
機関車は「ブキ96」という。SFC版が1996年発売なので"96"だろう。

SMRPG-062

なぜわざわざ「不可能に近い」というのか?
これを序の口に、ブッキーはとにかく言動が回りくどい。

上層で会った時は「ピーチが"マリオタスケテ"という不気味な呪文を唱えている」と言い出す。
ブッキー:もし「マリオ助けて」という意味だと仮定すれば、あなたがマリオだというそんな気がしてならない
と遠回し過ぎる言動で、ハイボムを投げてくる。
さっさと先に進もう。


ブッキーについては一度ここまでにして、タワーの攻略を。
途中のスイッチを押すと、イガ谷の隠しマップが出現する。
後で行ってみると、修行している見習いのムーチョと戦える。
マリオ達に勝てば、ブッカー4号になれる……のだが、わざと負けようとでもしないと実現はしなさそうだ。
ちなみに、最大で7号まで増えるらしい。

現れるモンスターの顔ぶれは、これまでとは一線を画す多さ。簡単に紹介しよう。

ムーチョ……「かきゅう」「けっしょう」を使うがステータスは普通
ブッカー……ブッカーの手下だけあり強い。「どろみず」は1.5倍撃に沈黙の効果、油断していると40ダメージを食らう
キボット……「ふしぎなおどり」でカカシにされる、「タックル」も38ダメージの強烈な一発だ
ダウト……カード投げに加え、30ダメージの「フレイムストーン」。HPは高めだが紙防御
ワンワン……古参モンスターの一角。叫びで恐怖にもしてくる
ズドン……攻撃も防御も70と高く、さらに一撃必殺「デスキラー」を使用。マロの技で倒せ
ブブル……地雷ルームにのみ登場。「ライトサーベル」を使われる前に速攻せよ
ポポ……防御80で並大抵の攻撃は通じない。クッパの攻撃、またはジャンプを使おう

ブッカーとズドンが頭一つ抜けて手強いが、どちらも会う機会は限られる。
他はなんとでもなるだろう。

レベル上げに熱心だった昔のBlackは、Lv14まで上げてからこの塔に挑んだ。
それだけ上げれば、苦戦する要素は何もない。
だがいつしか逆にレベル上げしたくないプレイヤーになり、今回はLv6で来てしまった。
結構ハードだが、このギリギリ感を楽しむんだ。

前述の通り、ここからはバトルメンバーを交代できる。
ひとまずは、ジーノに代わってクッパを先発に出す。
クッパは素早さと魔攻を除きどのステータスも高く、特にHPと防御は2段階ほど仲間を上回る。
回復技を持つマロを先発に残したが、交代を活用するなら話は変わる。
ジーノを先発させ、回復が必要な時にマロを交代で出してもいいか。


ようやっと最上階まで上る。
ピーチと結婚したいブッキーは、人形を使って結婚式の練習を始める。
ところが、邪魔者として想定するマリオの人形が無い。ブッカーに探させる。

カーテンを開けるブッカーをかわすミニゲームだ。
最初は1号だけだが、途中で2号と3号が増える。
カーテンは4枚なので、3人がかりだと安全地帯はひとつだけ。

SMRPG-063

これは失敗時のひとコマ。なんとも味のある台詞だ。


3回失敗すると本当にマリオがいることがバレて、戦闘になる。

SMRPG-064

マリオだと確信しているのかいないのか、はっきりしてくれないか?

まずブッカーを3人同時に相手にする。
全員を片付けるまでブッキーは行動せず、こちらの攻撃の対象にもならない。
HP200、防御60のブッカーは1人でも面倒な相手だ……が、実は恐怖が効く。
クッパの技「きょうふのしょうげき」を使おう。

続いて、3人技「ビリひやファイアビッグボム」

SMRPG-065

SMRPG-066

クッパの飛行船に乗ってマリオとマロが魔法を連射、そして大砲で〆る。
全体攻撃で、火雷氷の3属性を持つ。ひとつ弱点なら他が無効でも弱点扱いになるらしい。

恐怖で魔防が下がったブッカー達に200以上のダメージを与え、一気に片付けた。


続いてはブッキーとの直接対決だ。
攻撃75はズドンをも上回る剛腕。一体どこにそんな力が?
「ばくだん」「ばくだんゴロゴロ」で大ダメージを与えてくる。

SMRPG-067

だがそれだけではなく、ブッキーの奥義「ばくれつきかんしゃ」
単体攻撃だが、ダメージは通常攻撃の4倍。
防御40のマロに、140ダメージを与える。MHPの3倍近く、一撃KOどころかオーバーキル級だ。
しかし、SFC版と異なりボタンガードできる。落ち着いて止めよう。


次いで、隠れミニゲームに成功したルート。

ブッカー3人に加えて、ブッキーもカーテンを開ける。もはやマリオに逃げ場なし。

……ところが、同時にブッキーはマリオ人形に気づく。カーテンの上にあった。
ブッキー:あんな高いところにあっては取れぬ! ゆえに悲しみが襲ってきた
こういう時どうするべきか……わざわざブッカーに相談した上で、次だ。

SMRPG-068

回りくどい……回りくどすぎて笑うしかない……orz

人形を取ってあげると、ブッキーはお守りをくれる。
攻撃、防御、魔攻、魔防が+7、素早さ-5、そして火雷氷属性を半減するアクセサリーだ。
クッパが装備するといいだろう。魔防の低さを補え、素早さ低下も元から遅いので気にならない。


そして、ブッキー達はピーチを連れて出かける。
最上階の扉は呪文で開けるのだが、ここはSFC版と同じにはできないところだ。
SFC版ではセーブデータに名前をつけることができ、それがここでの呪文になる。
これを先取りして「マリオタスケテ」というセーブ名をつける人もいた。

だが、今回はその名前付け機能が無い。ならば、一体どうするのか?

SMRPG-069

そ う 来 た か

Switch本体に登録しているユーザー名が、呪文になるようだ。

3:10
マリオ:Lv7 マロ:Lv7 ジーノ:Lv8 クッパ:Lv9



[#09] 12/19

バルコニーに出ると、さらにボス戦。クラウンブロスの登場だ。
兄は攻撃力70で、ナイフ技を多用。弟は技主体で戦う。
「ちょうおんぱ」で沈黙、「しゃぼんだま」で眠りも入れてくる。
そして合体もする。この時は「キラリりゅうせいぐん」を使用。

複数で出るボスを相手にする時は、まず数を減らすのがセオリーだ。
兄の方がHPが低いので、先に狙おう。マリオとジーノが技で攻めるといい。
火属性が弱点だが、ジャンプや無属性でもOKだ。雷は無効。
一方、弟は逆に雷弱点の火無効。ただし魔防が高く、武器で戦う方がよさそうだ。

このボス戦では、マリオ、ジーノ、クッパの3人技「シューティングスターショット」を試す。
高く飛び上がったジーノのショットが、ランダムで5回の攻撃を加える。
そして、仲間全員の攻撃力が上がる。

SMRPG-070

SMRPG-071


ピーチを連れていったブッキーを追って、ブッキー坂を上る。
ここもミニゲームになっている。
転がってくる樽や、後ろを走るブッカーをジャンプで踏んでブッキーに追いつこう。
1度タッチするごとに、フラワーを1個もらえる。

オートセーブがあるSwitch版では、リセットしてもすぐやり直せる(SFC版ではクラウンブロス戦に戻る)。
納得いかない結果であればやり直して、ここでフラワーを9個以上集めたい。

温存しているフラワー増加アイテムの分も含めると、すでに最大FPは68。
進め方によってはゲームクリアまでにカンストしないこともあるが、今回は行けるだろうか?


ブッキー坂の上は、メリー・マリー村。結婚式場で有名な村だ。
もうひとつ、スイートルームを備えたホテルもある。
いい部屋だしサービスも充実だが、宿泊費は200コインと桁違いに高い。

そして、スタッフに断りなく連泊することもできる。
うっかり延泊料を払えないほど長居しないように。さもないと……。


結婚式場の正面はブッカーがふさいでいるため、裏口から入ろう。
2回ほど扉を強行突破した後、アクセサリーを集めるミニイベントが入る。
これはSFC版より簡単になっており、キャンドルが2個つく間にクリア。

なにはともあれ、ピーチを捜し出せた。

SMRPG-072

先ほどのミニゲームで後れを取ると、クッパかブッキー(またはその両方)にキスされる。
満点クリアできてよかったよ。


が、ケーキを運んできたノコックに足止めを食らう。
結婚式の中止を阻止するべく、ケンカを売ってくる。なんとも荒々しいパティシエだ。

しかもノコックには一切の攻撃が効かない。
狙うべきは後ろのケーキだ。2段重ねになっており、最初は上のストロベリーのみ狙える。

ストロベリーのHPを0にすると、ノコックが逃げる。

SMRPG-073

次はロウソクの火を消していく。1回殴れば1本消えるが、ストロベリーが行動すると1本復活する。
が、ストロベリーだけでなくラズベリー(ケーキの下段)も行動を始める。つまり2回行動だ。
「すなあらし」で恐怖をかけられ、その上で「ダイヤモンドカッター」や「かんけつせん」でも食らったら洒落にならない。
余裕のあるうちに、ジーノウェーヴを使おう。
仲間1人に「ATTACK UP!」、コマンド成功なら「DEFENCE UP!」もかかる技だ。

SMRPG-074

70%の確率で、ね……。

ラズベリーのHPを削り切れば、ブッキーがケーキを食べるイベントが入って戦闘終了。
SFC版では、大抵の場合マリオ達は恐怖でガクブルしながらこれを見ることとなっただろう。
今回は状態異常が解除されてからイベントシーンに入る。


ピーチを連れて、キノコ城に戻ろう。この時は寄り道できない。
クッパも同行していることには大臣達もヒエ~だったが、事情を説明する。
マリオ達3人を吹き飛ばしたのは、上空のスターロードを破壊しつつクッパ城に――

SMRPG-075

――と刺さった、1本の剣だった。
散らばったスターピースを集めつつ、その剣の主人であるカジオーを追い出すために
マリオ達とクッパは目的が一致し、同行することとなったわけだ。

そして、ピーチも仲間に加わる。
これまでと同じく、ムービーが作られた。城の自室から、パラソルで降りてくる。

SMRPG-076

SMRPG-077

新たな仲間が加わる時は、全員が現れる。Switch版での変更点だ。


ちょうど全員が揃ったところで、物語は残り半分。
ここから先に、どんな物語がマリオ達を待っているのか――

3:47
マリオ:Lv7 マロ:Lv7 ジーノ:Lv8 クッパ:Lv9 ピーチ:Lv9



[#10] 12/20

カエル仙人の最新情報で、星の降る丘に大きな星が落ちたという。
この話を聞かないとメリー・マリー村から先に進めないので、逃さないように。

ついでに、寄り道をいくつか。
ローズタウンで「ぼんやりふせぎバッジ」をひとつ買い、ピーチに渡す。

ブッキータワーを再訪すると、途中でクラウンブロスの兄と会う。
ここでは、お手玉ゲームができる。

SMRPG-078

この「〇〇してミソ」という言い回しは、Blackはここで初めて知った(SFC版)。

SFC版より明らかに簡単になっており、12回ノーミスで正解続き。
どこかのカジノの入場券、ブリリアントカードをもらった。


さて、そろそろ本題に入ろう。
4つ目のスターピースを探して、星の降る丘に来た。

ここに出るモンスターは5種類。
レオンやムクムクは大したことない。パクールは逃げることもあるが、30コイン持っているので逃さず狩りたい。

SMRPG-079

「赤いほう」「緑」……意味は書くまでもないだろう。

一緒に現れたマンゾーは"強敵"
Switch版の追加要素で、たまに通常より強いザコが現れる。HPは約3倍、攻撃や防御も高い。
見事仕留めれば多めの経験値とコイン、加えてカエルコインも手に入る。

しかし、ただでさえ強いマンゾーが強敵化するのは洒落にならない。
恐怖を入れても30ダメージ程度しか入らず、しかもハンドガンのコマンドが決まらずダメージを稼げない。
面倒になってきたので逃げた。


SMRPG-080

もう1体の要注意はルピー。
有名なパロディを絡めて、やってはいけない行動を教えてくれる。秀逸な「なにかんがえてるの」メッセージだ。

この「うんさんむしょう!」をはじめとした一撃必殺技は、ボタンガードが可能。
ジャストならノーダメージ、そうでない場合はHP1で耐える。

カウンター以外の技も強力だ。
「でんげき」「ほうでんげんしょう」に加え、威力72の「エレキテル」を使う。
初期レベルのピーチがこれを食らったら、雷半減をつけていないと一撃で倒される。


5人揃ったところで、ステータスを比較してみる。
表記は「HP/攻撃/防御/魔攻/魔防」で、素早さは略す。
数値には装備の分も含む。アクセサリーの分はプレイヤーによって変動する。

マリオ……Lv7/59/_84/46/30/32
マロ………Lv7/48/_76/46/32/38
ジーノ……Lv8/67/_94/45/36/32
クッパ……Lv9/88/107/69/31/42
ピーチ……Lv9/50/_80/51/40/43

この時点だと、クッパのHP・攻撃・防御の高さが目を引く。
Lvで先行しているため、ピーチも防御が2位、魔防は1位と意外に高い。HPが低いので安心はできないが。

ちなみに、経験値で1位のピーチと最下位のマリオとの差は249。
今後手に入るアクセサリーを使わない場合、この差は今後も変わらない。


パーティ編成はプレイヤーの個性が出るところだろう。
今回はバトル中の入れ替えもできるので、さらに編成の幅は広い。

ひとまずはSFC版と同じく、マリオ、ジーノ、ピーチを基本編成にする。
バランス型のマリオに攻撃力の高いジーノ、回復役のピーチという組み合わせだ。
素早さが高く、ザコ戦では敵の手数を減らせる。
強敵と戦う時はジーノウェーヴが役立つ。どちらでも対応できるだろう。防御力が低いのが難点か。


星の降る丘にはボスがおらず、最後のマップにスターピースが落ちている。

SMRPG-081

スルーして出口に向かうと、この通りジーノに大目玉を食らう。

3:55
マリオ:Lv7 マロ:Lv7 ジーノ:Lv8 クッパ:Lv9 ピーチ:Lv9



[#11] 12/21

星の降る丘を越えると、リップルタウンにたどり着く。
海辺の賑やかな町と聞いたが、異様に静まり返っている。
しかも、長老以下ほとんど全ての住人があやしい。どうにも口調がぎこちない。
Switch版では真っ青なキノコ人になっており、あやしさ倍増だ。

SMRPG-082

ムクムクのクッキーは、期間限定でしか買えないレアアイテム。
使うと全員のHPが69回復する。実際にムクムクが現れるので、一度見るべし。


あやしくない人といえば、町長の家の2階にいるカエル仙人の弟子くらい。
特殊なアイテムを、カエルコインと引き換えに売ってくれる。
中でも「きみがいてくれたから」は装備すると消費FPが半減する。
カエルコイン50枚と高いが、余裕があれば買いに来よう。

ちなみに、現時点で所持カエルコインは27枚。
SFC版の初回では17枚だったのを覚えている。


あやしい長老から聞いた話では、スターピースが海に落ちたという。
海底の沈没船、そこが次の目的地だ。

まずは、海の洞窟を通る。
入口からすぐ、商人スペールがいる。4人分の防具と、クッパ用の武器を新調できる。
しかし、この時期は金欠に悩まされやすいところだ。
ブッキータワーで「ふくぶくろ」を入手していれば、それを売って資金にするといい。
戦闘中に使うと1回1コインもらえて何度でも使えるが、555コインで売る方がよさそうだ。


緑色のヒトデ、ロクデナシの大群はスターで一掃しよう。
直接戦う場合は、スペシャル技で低い魔防を突くべし。

毎度おなじみゲッソーやプクプク、おいしそうなカーニィもいる。
海産物は焼くに限る。ファイアに限らず、マロの雷技でもいい。

SMRPG-083

だが、クララだけは注意が必要。雷属性が無効で、強力な技の使い手だ。
写真の「カチカッチン」は、スペシャル技にカウンターで使う。
全体攻撃で威力47。連発されようものなら戦線が崩壊しかねない。


沈没船は、今作でも有数の長丁場だ。
ここにLv9で来ていた友人や従兄弟のセーブデータを見て、低すぎ無茶無謀すぎと昔のBlackは思った。
レベル上げ好きな当時のBlackは、Lv17まで上げてから沈没船の攻略を始めていた。

それが、今はLv8で来てしまったよ。信じられる?


出現モンスターは、レイホーやエドワード、グレイビーなど雷弱点が多い。
特にグレイビーは防御が高く、マロがいないと苦戦しそうだ。

SMRPG-084

骨投げでピーチが一撃KOされる。痛いですorz

レイホーは「けっしょう」「さぶざむ」で20~30ダメージを与える。後者は全体攻撃だ。
「きょうふのかま」にも注意したい。


途中の商人スペールがいる部屋では、カロンが宝箱への道を阻む。
今作ではHPがゼロとなっており、スペシャル技か聖水でないと倒せない。
まあ、今回はマロを交代出しして一掃すればいいだけだが。

SMRPG-085

ところが、カロンは倒してもその場で崩れるだけでフィールドから退場しない。
時間が過ぎると復活する。

すぐに宝箱を取りに行こう。10コイン×10が入った貯金箱だ。
全部取った後ダッシュで戻れば、ギリギリだがカロンが起きる前にすり抜けられる。


これに前後して、先に進むためのパスワードの情報を集める。
6つのミニゲームをクリアすると、ヒントがもらえる。全部やらなくても推測は可能だ。
ミニゲームは報酬もあるので、それ目当てにもクリアしたい。

4番目のコインを追うミニゲームは、160コインがもらえる。
他にも貯金箱が多く、一気にコインを稼げるだろう。
むしろ、上限に達してコインを持ちきれないのを心配するところだが……

SMRPG-086

Switch版では、4桁のコインを持つことができる。
上限9999枚なら、貯めるにも使うにも困らない。


パスワードの仕掛けを解くと、たこつぼゲッソーの登場だ。
タコなのかイカなのかわからないが、足は8本ある。

まず足が3本ずつ2回現れ、片付けると本体&足2本が出る仕掛けだ。
足は通常攻撃の他、こちらのメンバーを連れ去って一時離脱させる。さらに戻った時に恐怖の効果付き。
ついでに、右足と左足はステータスが異なる。
左足はファイアボールで倒し、右足は武器で相手しよう。
長期戦になるので、早い段階でマリオとマロにジーノウェーヴを使うと効果的だ。

本体が現れたら、ビリひやファイアビッグボムで両足を片付ける。

SMRPG-087

そしてファイアボールを連打だ。イカは焼くに限る。


セーブポイントの隣にある宝箱は、トラップのナンダロナだ。
「ウィルオーウィスプ」を連発したり、マメクリボーを呼ぶ強敵。
しかし、倒せば「あんしんバッジ」をくれる。全ての状態異常を防げる優れもの。

さらに少し先に、その上位品のセーフティリングがある。
全ての状態異常と一撃必殺、さらに火雷氷属性の攻撃が無効。はっきり言ってチートアイテムである。
さすがに強すぎたか、Switch版では属性攻撃が無効から7割カットに弱体化。
それでも十分すぎるほど強いが。


長いダンジョンの最後は、スターピースを賭けてジョナサンと戦う。
4人のバンダナブルーを連れている。

ある程度削ると「サメはだ きょうか!」でパワーアップ。
この時バンダナブルーがいない場合、マリオに一騎打ちを挑んでくる。
主人公の見せ場到来だ。

SMRPG-088

仲間はマリオを応援するが、Switch版ではリザーブも現れる。

ステータスが高く、ライトサーベルとダイヤモンドカッターを使いこなす実力者だ。
あらかじめジーノウェーヴでマリオを強化し、ジャンプで戦おう。物理攻撃は通りづらい。


男の勝負に勝ったマリオは、ジョナサンからスターピースを譲られる。
沈没船の攻略にかかった時間は40分、思った通り長かった。

4:52
マリオ:Lv10 マロ:Lv10 ジーノ:Lv11 クッパ:Lv11 ピーチ:Lv11



[#12] 12/22

目的のスターピースを手に入れ、マリオ達はリップルタウンに戻る。
しかし、出迎えた長老が正体を明かす。

SMRPG-089

当然、店番をしていた他の住民も偽者だ。
本物の住民は倉庫で人質である。こうなっては、スターピースを渡すしかない。

だが、ヤリドヴィッヒは誤算に直面。来るはずの迎えが来ない。
泳いで逃げるのは、ジョナサンに阻まれる。
仕方なくマリオ達と戦う。


SMRPG-090

ヤリドヴィッヒの代名詞とも言える「すいじょうきばくはつ」だ。
初手で必ず使用し、その派手なエフェクトと高い威力でプレイヤーの度肝を抜く。
Switch版ではCMに使われた。

技の威力自体は39と、ウィルオーウィスプやダイヤモンドカッターよりは低い。
使い手であるヤリドヴィッヒの強さが、この高ダメージを実現させている。

そのウィルオーウィスプも、ヤリドヴィッヒの持ち技のひとつだ。
単体攻撃だが威力は48、つまりマリオやジーノに75ダメージを与える。
ボタンガードできるようになったのが救い。ジーノウェーヴも使おう。


もうひとつの特徴的な技は、分身を作り出すミラージュアタック

分身は使う技が異なり、雷属性の技と「キラリりゅうせいぐん」を持つ。
いずれも威力はそこそこ。本物は使わない技なので、これで見破れる。
マロがいるなら「なにかんがえてるの」で探ってもいい。

ヤリドヴィッヒは攻守ともステータスに隙が無く、こちらの攻撃も決定打を与えづらい。
回復の必要が無い時はクッパを出し、分身を見破りたい時はマロを出す。
交代も活用しながら、長期戦を乗り切ろう。


本物の長老は、ひらがなだけで話すのが特徴。
ヤリドヴィッヒが連れていた、偽キノコ人と逆だ。

SMRPG-091

リップルタウンはマリオワールドの台所といわれ、多くの店が並ぶ。
パタパタこうらなどの武器を買っておこう。
防具は海や沈没船のスペールと同じ品揃え。すでに持っているだろう。

キノコが8個余っていたので、キノコ大好きボーイに渡す。
当たりが1個あり、メイプルシロップをもらった。買値から見れば直接買うのと同じくらいか。
まれにフラワーカプセルがもらえるが、確率は低い。
しかしFPカンストを狙うなら、彼に頼る必要が出るかもしれない。

現在、FP上限は未使用のアイテム分を加えると77。
だが、ここからはフラワーが手に入りにくくなる。


おまけ。このタイミングでキノコ城に行くと、客室にサムスがいる。

SMRPG-092

誰がうまいこと言えと言った・w・

5:06
マリオ:Lv10 マロ:Lv10 ジーノ:Lv11 クッパ:Lv11 ピーチ:Lv11


[page.3⇒]


© Rakuten Group, Inc.